静岡市で創業70年の老舗印刷屋の飯塚印刷。小ロット印刷・デジタル印刷・中綴じ・無線綴じ冊子に強い。当日・翌日納品もご相談ください‼印刷とデザインのことなら何でもご相談ください。

紙・印刷・加工の調べもの帳「印刷の便利帳」を公開しました

有限会社飯塚印刷は、紙・印刷・加工の調べもの帳「印刷の便利帳」を2026年7月に公開しました。印刷用語、用紙の選び方、入稿データのつくり方、そして価格の比べ方を、当社が実際に発注して確かめた記録とあわせてまとめている情報サイトです。

歌川国貞『今様見立士農工商之内 職人』(1857年)。錦絵ができるまでの工程を描いた三枚続の錦絵
印刷の便利帳のキービジュアル歌川国貞今様見立士農工商之内 職人1857年東京都江戸東京博物館所蔵パブリックドメイン

なぜ印刷会社が「調べもの帳」をつくるのか

印刷は、頼み方がわかりにくい仕事です。同じ紙で名刺を100枚、それだけの注文でも会社によって値段が何倍も変わります。用語を調べても、出てくるのは知っている人に向けた説明ばかりで、見積もりを取ってみても何を比べればよいのかわからない。当社が日々お客様からいただくご質問の多くも、この「わからない」から生まれています。

1955年の創業以来、当社は現場で毎日出てくる「これは何ミリか」「この紙は何グラムか」という問いに、そのつど電卓と早見表で答えてきました。その答えを社内にとどめず、外に開くことにしたのが「印刷の便利帳」です。

いま置いてあるもの

背幅、連量と坪量、紙の厚み、印刷物の重さと体積など、刷る前に必要になる数字をその場で出せる計算ツールを公開しています。使っている値は、製紙メーカーと紙商の公表データを突き合わせたものです。記事では、トンボと塗り足し、リッチブラックとスミベタ、コート紙とマットコート紙の違い、ルビ、束見本など、入稿の前でつまずきやすい話題から書き始めています。いずれも、当社が実際にお問い合わせを受けたことのある内容です。読むより見たほうが早い工程は、博物館や大学が公開している動画を選んで「動画で見る印刷」にまとめました。

今後は、印刷用語辞典「印刷とは。」と、銘柄ごとに実物を刷って撮って測る用紙図鑑、そして価格の比べ方を順次追加していきます。

公正さについて

当社は印刷業を営んでおり、このサイトで比較の対象になる事業者の一社です。自社に都合よく書かないために、価格や納期は実際に発注した記録だけを載せ、確認した日付と確認した人の名前を記事に添え、比較の対象からも自社を外していません。書けないことは書けないと記します。運営者情報はサイト内の「このサイトについて」に明記しています。

印刷を頼む前の調べものに、また社内で紙や仕様を検討する際の手元資料として、ぜひご活用ください。記事の誤りや「こういうことが知りたい」というご要望は、サイトのお問い合わせからお寄せいただければ、現場の人間が確認のうえ対応いたします。

印刷の便利帳:https://insatsu-benricho.jp/

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